【2023年7月】台湾旅行記~高雄から台北まで縦断6日間【1日目・台南】

台湾 高雄 台北 旅行記 2023

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こんにちは!うさです!
2023年7月の台湾6日間の旅行記1日目です。初日は台北桃園空港から台南へ。
台湾には何度も行っていますが、食事がメインなので友人や家族と行くことが多く、今回は初めての一人旅です!

シンガポールから台北までは飛行機で約5時間。
シンガポールを深夜にでて、朝台北につきました。

この日、台風の台湾直撃は避けられたものの、航路に台風の影響があるとのことで1時間ほど機内で待機しました。そのため、台北到着も1時間遅延しました。
この後台湾新幹線に乗って台南へ移動予定なのですが、当初予約していた便は間に合わないので、降りてすぐ、オンラインで変更手続きをしました。

台湾新幹線のチケットはKKdayから手配。詳細な購入の仕方は以下にまとめています。

入国の優先レーンを利用できる常客証を持っているので、待ち時間ほぼなしでスムーズに入国できました!

入国して一番最初にやることは、外国人向けの抽選。当たると5,000元分のEasy Cardかホテルバウチャーがもらえます。

無事に当たりました!今回は一人旅でsが、この旅行から帰った翌週もまた台湾に夫とくる予定なのでバウチャーはその際に使用しようと思います。
本人しか利用できませんが、期限は半年くらいありました。

次はSIMカードの調達。中華電信のSIMにしました。

私が購入した時は列がなかったのですが、あれよあれよという間にかなり列ができていました。パスポートを見せて、支払いをして、SIMを交換して、とけっこう時間がかかるので、時間を節約したい方はe SIMを購入するか、同じく中華電信のSIMを事前購入をしたうえでezflyhifi カウンターで受け取りができるプランにした方がよさそうでした。こちらのカウンターは穴場なのか並んでいませんでした。

KKday | 空港でSIMカードを受け取る!

KKday | eSIMはこちら!

ここから台湾新幹線に乗って、台南に向かうのですが、台湾新幹線の「桃園」駅には、MRT桃園空港線で移動する必要があります。空港MRTの表示に従って移動します。

この券売機でチケットを購入するのですが、99元以下のお釣りがでないので要注意です。細かいお金を用意するようにしましょう。

ぼけてしまいましたがチケットをゲット。

桃園駅は、台北駅とは逆方向の電車に乗ります。各駅しか停まらないので要注意。電車は15分に1本、空港から桃園駅までは約20分です。

桃園駅に着いたら、新幹線(高鉄)の表示があるのでそれに沿って進みます。

駅前にはアウトレットがありました。

チケット売り場で、パスポートを提示して乗車券と交換します。

無事乗車券をゲットできました。ただ、空港からスムーズに移動できたので、本当はもう1本早い列車にしたかったのですが、満席とのことで元々予約していた列車になりました。ここで1時間待ち;;

仕方ないので駅の中を散策。駅の周りはなにもないのですが、駅ナカはミスドやモスバーガー、セブンイレブンなど、日本?と間違うようなラインナップのお店がそろっています。

こちらも日本の新幹線と似た感じで、改札内にも待合スペースがありました。最後はここで時間をつぶしていました。

いよいよ高鉄に乗り込みます!

窓側が良かったのですが、空いておらず通路側になってしまいました。チケット売り場での発券の際に指定できるので、希望がある方は早めに発券するのが良いと思います。

1時間20分ほどで高鉄台南駅に到着!

高鉄台南駅。ここから台鉄台南駅という台南のメインエリアまではさらに電車で20分ほど移動する必要があり、台鉄に乗り換えます。

高鉄台南駅→台鉄沙崙駅に乗り換えます。表示があるので迷うことなく行くことができます。

台鉄沙崙駅から台鉄台南駅までの電車は30分に1本くらいしかありません。
そのため台北から台南・高雄をめぐる旅を考えている方は、桃園→台南→高雄(高鉄左営駅)→台北と移動するのがおすすめです。台南も高雄も高鉄の駅は中心エリアから離れているのですが、このように台南は30分に1本しかない一方、高鉄であればMRTで市街地と繋がっています。

MRTは本数が多いので、時間が有効に使えると思います!台南での乗り継ぎも、台鉄と高鉄の接続は考えられているようなのですが、高鉄発車の10分前に到着、というスケジュールだったので初めて行く場所であることやチケットの引き換えがネックで、台南に先に行って高雄に移動するプランに変更しました。

車内は横並びのシートでした。

駅周辺には何もなかったです。のどかな空間が広がっていました。

20分ほど台鉄に揺られて、ようやく台南に到着!!時刻は12:18分。桃園空港に到着したのが8時前だったので、3時間ほどの長旅でした。(うち1時間は桃園駅で待機でしたが)

駅の向こうに見えるのが台南で一番高い建物。シャングリラホテルです。1泊2万とかなのでシャングリラにしては激安!ですが今回は一人旅なので別のホテルにしました。

駅からホテルまでは歩いて10分くらいだったのですが、暑すぎるし、サングラスも日傘もスーツケースの中だったので大人しくタクシーに。
距離が短すぎたのか、本当に運転手さんがわからなかったのか、2回道を間違えられました、、帰りはスムーズについて初乗り85元でしたが、行きは100元かかりました。

今日のお宿はこちら。宿泊記は別に書こうと思います。

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まだチェックインができないので、お昼を食べに行きます。

お目当てはこちらのお店。13時閉店だったのでぎりぎり間に合うかな、、と思って急ぎます。

が、、残念ながら今日はもう売り切れとのことでした;;仕方がないので、近くでブックマークしていたかき氷屋さんでとりあえず腹ごしらえを。今回台南・高雄を目指したのは、マンゴーの季節で、マンゴーかき氷を食べたい!というのもあるので、1日1かき氷を目指していきたいと思います。

105元でした。台南は、台北と比べてマンゴーかき氷の価格が安いし量もたっぷり入っています。いつかマンゴーの町玉井にも行ってみたい、、

氷の練乳感がけっこう強めでしたが、美味しくいただきました!ローカルの人はかき氷1人1個ぺろりと食べていますが、けっこうお腹いっぱいに、、これが一人旅のつらいところです;;
ですがまだまだブックマークしていたお店があるので、散策しがてら向かいたいと思います。

永楽市場の方へ歩いて向かいます。筍が旬の時期なのか、至る所で筍が売られていました。台湾だと筍スープとか、魯肉飯に合わせてメンマとか良く食べますよね。

永楽市場でお目当てのお店は2つあって、まず1つ目がこちら。
なんと表現したらよいのか、、揚げた牡蠣のお好み焼き?みたいなスナックです。店頭でお兄さんが揚げたてを渡してくれます。

お店の隅っこに座らせていただき、すぐに食べました!

熱々で、胡椒がきいてけっこう味が濃い目。美味しかったですが、これも1人1個だと多いかも;;ローカルの人は何個かかって持ち帰っていました!人気のお店なんですね!

そのあと、すぐ近くのこちらのお店に移動。「花枝意麺」というイカ焼きそばみたいなメニューを注文しました!

イカがぷりぷりでおいしかった!料理は、想像してた焼きそばではなくちょっと甘くて酸味のある味でした。
この時、14時くらいだったのですが私が入った時は空席がありましたが、その後何組か座って、食べ終わる時には2.3組待っている状況でした。

ご飯を食べた後は何をするか決めていなかったのですが、今いる場所の近くから安平へのバスが出ているようなので、向かってみることにしました。
この2番のバスは、10分に1本くらいの割合で走っていて、永楽市場から安平までは20分くらいでした。

台南にはMRTが走っていないので、旅行者の移動は、バス・徒歩・Grabのどれかになります。私は、基本徒歩移動をして、台南滞在中バスに乗ったのは安平老街に移動するときくらいでした。徒歩移動といっても、小さい町なので、ホテルからだいたい20分も歩けば目的地に着きます。
事前に行きたい場所をピックアップして、それを元にホテルを選ぶのが良いかな、と思いました。

安平に到着。安平は、その昔、オランダ統治時代にお城が建てられ、その後数百年後の日本統治時代を経て、と様々な国の影響を受けた港町です。
現在は、とてものんびりとした町で、お年寄りが大きな木の日陰に座って談笑していたり、みんなで外で座ってトランプをしていたり、ゆっくりとした時間が流れていました。

いくつか観光スポットがありますが、すべて徒歩圏内で回ることができます。

まずはツリーハウス。ここはガジュマルの樹がたくさんあって、天空の城ラピュタみたい!ということだったのですが、機内でもあまり眠れず、台湾の暑さにやられていたので中の観光は断念。

チケット売り場の前に植わっているのもガジュマルの樹でしょうか?

安平古堡に向かう途中に見つけた木の実。ロンガンかな?

台湾の英雄、鄭成功の銅像が広場に立っていました。鄭成功が、この後向かう安平古堡を攻撃し、オランダを追放したためオランダ統治が終わります。
安平古堡には聞き覚えがなくても、世界史を学んでいた方は、ゼーランディア城と聞くと聞き覚えがあるかもしれません。

安平古堡に着きました。入場料は70元くらいでした。周囲に高い建物がなく、日向が多いです、、そして階段で上まで向かいます;;ここに来る際はしっかりと水分補給をできる準備をした方がいいと思います。

階段の途中の踊り場にも鄭成功の銅像が。

反対側には、安平古堡の石碑がありました。これはもともと、日本統治時代に建てられたもので、別のものが彫られたていたのですが、戦後安平古堡に彫りなおしたとのことです。(なんと書いてあったかは失念してしまいました、、)

階段を上って頂上に着くと、さらに展望台がありました。せっかくなので上ります。

景色はまあまあかな?ランドマーク的なものはないので、周辺の雰囲気を楽しむ感じです。

展望台の隣に、お土産屋さんと簡単な歴史資料館があり、そこで安平の歴史を軽く学ぶことができました。先ほどご紹介した、石碑のことなども、この資料館に書いてありました。冷房がきいているので、ここで涼みながら展示を見ることで熱中症の危機から脱した気がします、、

この後、台鹽日式宿舍という日本統治時代の製塩会社の宿舎に向かいます。

道中で見つけた日式のお店。

台鹽日式宿舍に着いたのですが、どうやら今はリノベしてカフェになっている?様子でした。カフェが営業している雰囲気でもなかったので、安平老街へ向かいます。

途中東興洋行がありました。ここも観光スポットの1つですが、閉館中。

途中、安平老街マップを発見。

突如現れた廟。台北でもたくさん廟がありますが、台南の方がより廟が多いと思いました。

安平老街に到着。ですが、蝦煎餅をうるお店がほとんどだったのと、先に進むと次の目的地と逆方向になってしまうため少し見て引き返しました。

目的地はこちら!牛肉湯のお店!お昼食べられなかったリベンジに来ました!

トッピングは自由にとります。生姜はたっぷり入れた方が美味しかったです!

牛肉湯、台南名物ですが、台北でも食べられるのかな?台南で一番気に入ったのがこの料理でした。ただ、かき氷から一人で食べ続けていたのでかなり満腹、、ご飯と一緒にもっと味わっていただきたかったのですが、スープのみでギブ。また来たいです。

そろそろ、ホテルに戻ります。

途中、籠に大量に入った牡蠣を洗うおばちゃんたちに遭遇。けっこう臭いもきつくて、牡蠣ってもともとこんなに汚れてるのか、、と衝撃、、

天后宮という廟らしい。かなり大きくて境内に出店も出ていました。

台南の市街地に戻ってきました。ホテルまでの道のりで見つけた、レトロな映画館。

こちらの豆花、「無名」とついているけどとても美味しいと有名、と聞いていたので寄り道してみました。
満腹といったのに豆花は別腹です。。

花生豆花をオーダー。シロップがしっかり冷えていて豆花もおいしかったです。ですが、ピーナッツが乾燥しているもので、そこだけ私の好みではありませんでした。次食べるとしたら花生以外の豆花にしようと思います。

ホテルに17時前に戻ってきて、ようやく客室に入りました。深夜便であまり眠れず、8時に台湾に到着してからずっと動きっぱなしだったので疲れがどっと出てきたのでシャワーを浴びて少し仮眠をとることに。お部屋はこんな感じ。

目が覚めるとすっかり暗くなっていました。
そのまま眠ってしまいたかったのですが、 台南にいるのは1泊だけなので、夜の街歩きに繰り出します。

この看板を見ると台湾に来たなあと実感します。

昼間にぎわっていた永楽市場も、夜はこのようにひっそりと静まり返っていました。

そんなこんなで、到着したお目当ての場所はこちら。

レトロな雰囲気で夜が特におすすめ、と聞いてやってきました。

台湾らしいグッズを集めた雑貨屋さんなどがありました。

小さい通りでしたが、若者でにぎわっていました。

神農街の後は、林百貨店へ!林百貨店は、戦前に日本人がオープンしたお店で、戦時中、空襲にあったものの、今も当時の建築を残しつつリノベーションされ、営業しています。

これは昼間の写真ですが、昭和レトロという感じの建物で、かわいいです。

まずはレトロなエレベーターに乗って屋上へ。エレベーターも古いもので、タイルの装飾がとても可愛かったです。

もう営業終了してしまっていましたが、エレベーターを降りるとカフェがありました。内装が素敵で、行きたかったなあ。ここからさらにあがると屋上です

。屋上には神社が。私は平成の生まれですが、こういったところも昭和感があります。台湾で唯一、デパートの屋上にある神社だそうです。

インスタ映えスポットだそうです。おまんじゅう??

奥の建物にもエレベーターがあったのですが、立ち入り禁止になっていました。

台湾 高雄 台北 旅行記 2023

下りは階段で各フロアを見て買い物しつつ降りました。私が通っていた小学校はかなり古かったのですが、階段がなんだかその小学校に似ていて、懐かしさを感じました。

林百貨店の名前が入った商品も売っていたので、お土産購入にもおすすめかと思います。
夜ご飯は、昼から午後にかけての暴食がたたって何も食べられず、、明日に備えておやすみなさい。

2日目の旅行記はこちら。

これさえ読めばおすすめホテルから送迎、旅行記まで台湾旅行に必要な情報がすべてわかる!まとめ記事は以下をご覧ください。